虚しく往きて、満ちて帰る
これは弘法大師の言葉で、「往きは不安で虚しい気持であったが、帰りは満ち足りている」という意味です。この言葉のように、当院を受診してくださるすべての患者様が満ち足りて帰れるような診察・手術を行っていきたいと思っております。
現在の医療体制は、重い病気や手術などは中心部にある総合病院や大学病院でしか扱わない傾向がある上、人口も過疎化が進んで高齢者や独居の方が多くなり、受診することすら困難になっている状況です。
私たちは、地元に十分に診察ができる病院があることはとても重要だと考えています。加世田シティー内匠眼科は、地元でしっかり治せる病院・安心して受診していただける病院を目指して精進しております。
我々は「見える世界」で生きております。
見えなくなるということは、命を失うことと同じくらい重いことだと認識し、当院をかかりつけ医として選んでくださった方が人生を全うされるまで「見える」ことをサポートしていきたいと想っています。
主訴に対する対処療法だけではなく、常に眼全体をくまなく診ることで、病気の早期発見・早期治療に繋げ、患者さんにとって負担の少ない治療、視機能の維持を目指しています。
医療法人恵観会
加世田シティー内匠眼科 院長 内匠新吾
手術経験数
平成30年度のカルテ件数
3,671件
外来延人数
25,479名
白内障手術
447件
硝子体手術
24件
レーザー手術
360件
緑内障手術
9件
外眼部手術
(眼瞼下垂・斜視・内反症・翼状片・疣贅切除)
17件
院長略歴
昭和60年
藤田医科大(旧 藤田保健衛生大学) 卒業
鹿児島大学医学部付属病院 眼科 研修医
昭和61年
藤田医科大(旧 藤田保健衛生大学医学部)眼科 研究員
昭和63年~平成3年
同上医学部 眼科大学院医学研究科在籍
平成3年
吉田眼科病院(医長)
平成6年
医療法人恵観会 加世田シティー内匠眼科 開院
平成9年
獨協医科大学医学部越谷病院眼科 研究生
平成21年
京都府立医科大学視覚機能再生外科学 研究生
認定医(専門医)取得一覧
・公益財団法人日本眼科学会認定 眼科専門医
・公益財団法人日本眼科学会認定 日本眼科学会専門医
・眼瞼・顔面痙攣治療研究会認定 眼瞼・顔面痙攣治療(ボトックス施注)
嘱託医紹介
(五十音順)
鈴木 利根
眼科の病気の中で白内障・緑内障・網膜剥離などがありますが、私は神経眼科という分野が専門です。
神経眼科の中でも、瞼や目の動き、視神経なども担当しますが、内匠眼科では主に眼瞼下垂や斜視の診察や手術を行っています。
眼瞼下垂は加齢性のものが多いですが、まれに脳腫瘍が原因の患者さんもいらっしゃいます。
目は脳や鼻が近くにある器官ですので、脳腫瘍・童顔神経麻痺(脳外科)や蓄膿症・上顎がん(耳鼻科)等の病気を見つけ出すことも神経眼科の仕事です。
必要な人に必要な手術ができるよう、常に病気を見逃さないように緊張感をもって診察を行っています。お気軽にご相談ください。
吉田 紳一郎
経 歴
昭和60年 金沢医科大学 卒業
昭和62年 獨協医科大学越谷病院 助手
平成 7年 獨協医科大学越谷病院 講師
平成 9年 獨協医科大学 講師
平成12年 獨協医科大学 助教授
平成14年 吉田眼科病院 理事
平成15年 吉田眼科病院 副院長
平成23年 獨協医科大学越谷病院 臨床教授
所属学会
・日本神経眼科学会
・日本白内障学会
・日本緑内障学会
・公益財団法人 日本眼科学会
・一般社団法人 日本眼科手術学会
・一般社団法人 日本眼内レンズ屈折手術学会
嘱託校医
・鹿児島県立南薩養護学校
・鹿児島県立頴娃高等学校
・南さつま市立加世田小学校
・南さつま市立川畑小学校
・南さつま市立内山田小学校
・南さつま市立長屋小学校
・南さつま市立笠沙小学校
・南九州市立頴娃小学校
・南九州市立宮脇小学校
・南九州市立九玉小学校
・南九州市立別府小学校
・南九州市立松原小学校
・南九州市立青戸小学校
・南九州市立栗ヶ窪小学校
院内設備(機械リスト)
眼鏡やコンタクトレンズの度数を自動測定
カセットオートクレーブ
スタッフ
・常勤医師 1名
・嘱託医 2名
・看護師 4名
・医療事務 5名
・管理栄養士 1名
・検査員 2名
・看護助手・検査 6名
医療法人恵観会の由来について
当院の医療法人名称「医療法人恵観会」の名前の由来は、薩摩修験道第十八代池口恵觀大僧正(定額位/高野山別格本山清浄心院住職)から付けたものです。
池口恵観大僧正は、鹿児島市平川の総本山烏帽子山(えぼしざん)最福寺 (弘法大師空海の真言密教のお寺)を開山し、百万枚護摩行という前人未到の行を成した成満行者です。
宗教は人を差別しないとの自論から、思想信条・職業を問わず、あらゆる人から相談を受け、世界各国の要人が教えを乞います。また僧侶としてだけでなく医学博士号も取得しており、ロシア、フィリピン、日本の数多くの大学の客員教授・非常勤講師としての横顔も持っています。
最福寺四恩殿には、高名な松本明慶大仏師による世界一の木彫弁財天(高さ18.5メートル)が鎮座しています。池口恵觀大僧正によって開眼以来毎日行われる護摩行で、白無垢の肌は深みをました姿になり、四恩殿に来られる人々を優しく迎えています。
当院長も池口恵観大僧正には若い頃から父親のように頼り、日常のことや人生の節目には様々なアドバイスを受けながら、大僧正の下、患者様の治療をより良く行えるよう願いを込めて護摩行などの修行を行っています。